
数千年にわたる先人の知恵が蘇る「神聖な植物」
忙しすぎる現代人に、リフレッシュのお手伝いができないか…。
そう考えていたサン・クロレラが出会ったのが、エゾウコギです。

自生するエゾウコギ

エゾウコギのトゲ
エゾウコギ(学名:アカントパナックス・センティコサス・ハルムス Acanthopa-nax senticosus Harms)は、高麗人参と同じウコギ科に属する植物です。山菜でなじみ深いウド、タラノキも同じウコギ科です。
日本では、えぞ(蝦夷:北海道の古名)に自生することからエゾウコギと呼ばれています。アイヌの人たちは昔からエゾウコギを神聖な植物として珍重してきました。中国では「刺五加」と呼ばれ、ロシアでは「エレウテロコック」と呼ばれ健康を維持するために利用されてきました。

エゾウコギの根

エゾウコギの雌花
エゾウコギは2~3mほどの落葉灌木で、根は地下に広がり、枝は灰褐色で、若いときには幹に下向きのトゲがあります。日本では十勝・帯広、北見、網走などの北海道東部、中国では黒竜江省、吉林省などの北東地方、ロシアではサハリン、東シベリアのアムール川流域など東アジアの冷涼な気候の地域に自生しています。
エゾウコギの根、茎、枝、葉に数多くの成分が含まれています。高麗人参の主成分はサポニン配糖体ですが、エゾウコギの主成分はトリテルペノイド系などの配糖体で、16種類以上の成分が存在しています。

イソフラキシジンの構造

エレウテロサイドBの構造
リグナン化合物のエレウテロサイドE類、セサミン、フェノール配糖体のエレウテロサイドB、クマリン化合物のイソフラキシジン、エレウテロサイドB1、コーヒーやプロポリスにも含まれているフラボノイドのクロロゲン酸、タンニンの仲間のジカフェオイルキナ酸、その他ステロール、ビタミンA、B1、B2、Cなどが知られています。